第四は引揚者等越冬用寢具賣拂代金の徴收に當り措置緩慢に失するものとして批難されたものでありますが、當時の状況を申上げますと配給系統機關における現物の在庫量偏在等が豫期に反しましたことと、輸送状況におきましては石炭事情竝びに雪害等が禍いいたしまして、配給に非常な遲延を來しました關係上、地方機關が引揚者等によりその毛布代金を領收し、中央機關を經て國庫に納入するまでには相當の日數を要するような状況でありまして
先ほど申しました廣義の特殊物件を加えまして—特殊物件は先ほど申しましたように内務省及びその地方機關としての、都道府縣が主としてその處理に當つておられるのでありますが、その例外をなすものが二、三あるのであります。
なお、それでは今までできております機關についてはどうするかという點でございますが、これは特に本委員會においても小委員會をおつくりになつて御檢討のことでありまして、御承知と思いますが、政府においても闘係各省と折衝いたしておりまして、できるだけこれを廢止するという方向で、やむをえない、國家の統制を保つためによくよく必要だというもの以外は、これを廢止して地方機關の中へ入れていく。
御承知のように先日の懇談會で御相談いたしました結果、地方財政及び地方行政の調査に關しまして、地方機關の設置の當否、及びこれに必要な法令の立案をするために調査の必要があるだろうということになつたのでありますが、つきましては參議院規則の第三十四條第二項によりまして、議長に對しましてこの地方財政及び地方行政に關する調査承認の要求をしなければならないのであります。
二十三號の陳情は宮城縣知事、福島縣知事、岩手縣知事、青森縣知事、山形縣知事、秋田縣知事、以上の知事から提出されました陳情でありまして、配布されました陳情文書にありますように、最近中央官廰の地方機關が非常に多數新設せられておるけれども、これは地方行政の運營を阻得し、且つそれがために地方の自治體が却つて國家に對し、責任を遂行することができないような結果となつておるので、今後十分に考慮せられたい、同時に現在
○小野哲君 今いろいろ御意見は結構だと思うのですが、大體地方機關の調査をやるのだということを一應皆さんにお諮り下さつてお決め願うということですが、具體的にどういうふうな基進でこれを選定するのかということを別々に御相談願つたらいかがでしようか。
そこで第一著手といたしましては、近く地方自治法の改正案を今議會に提案いたしたいと存じておるのでありますが、その中には、地方の自治を擔當し、かつは國の地方における行政を一般的に擔當する地位にありますところの都道府縣の知事の權限が不當に削減せられ、または影響をこうむることなきことを確保するために、今後國の地方機關、これは駐在機關をも含みますが、國の地方行政機關は國會の承認を經なければこれを設けてはならない
最後にこの遺家族に對する給付に對する地方機關の問題でありますが、これは今後管海官廳の手足を増強いたしまして遺家族の援護に當りたいと考えておるのであります。尚又現在船員の仕事に關しましては、市町村等に對しても、その事務を委任いたしまして取扱わせる制度もある次第でありまして、今後全國に散らばつておりますところの遺家族に對する給付につきましては、一層努力いたしたいと考えておるのであります。
○平田政府委員 次に物價廳の地方機關につきまして御説明申し上げます。物價廳は昨年の八月に新たに設置されたのでございますが、地方の物價事務局も、物價廳の本廳の設置と同時に、昨年八月十二日附をもつて設置されたのでございます。
たまたまこの出張所にかかる地方出張所を置かなければならぬ、こういう統制組織の出張所をおかなければならぬ必要は、地方にあります直轄部面でなしに、小中學校を對象とします營繕の問題、資材の調達の問題といつたことが起つてきたわけでありまして、もともとの地方機關にこういう新しい仕事を加えていく。こういう考え方で地方に八箇所の出張所をつくりました。
安定本部の地方機關といたしましては、地方經濟安定局と申します機關がございます。これは今年の七月二日に設置せられたものでございまして、まだ設置以來ようやく一月しか經つていないもので、新しい役所でございます。この地方經濟安定局の設置場所は、北から申しまして、札幌、仙臺、東京、名古屋、大阪、廣島、高松、福岡の八箇所に置いてございます。
これは政府直轄地方機關の管轄區域に關する問題がその主たるものであります。すなわち裁判、通信、財務等の地方機關は、大きいものは數府縣にわたり、小さいものは市の區によりその所轄を定めるがゆえに、特別市の設定そのものではその管轄を變更するを要しません。
警視廳は地方機關ではありませんか。
地方機關または民間に無償保轉、いわゆる拂下げです。ところが右無電は八月二十四、五日頃に今度は修正電命された事實があります。私の手もとにある資料によつてそれが明瞭であります。當時の陸軍は、わが海軍は敗れたりといえども陸軍は未だ健在である。物資また十分である。何ゆえに降服するの要ある、と内閣當路に攻めたてたことは、周知の事實であります。